BRITISH SPIRATION : Wrapped in a versatile peacoat
船の上から、都市生活まで。
November 14th,2024
JOURNAL
DRESSING HABITS
Interview with Bart de Baets, professor
at Gerrit Rietveld Academie of Amsterdam
June 28th,2023
世界各地から”卵”が集まり、優秀なデザイナーを多数輩出してきた
オランダのヘリット・リートフェルト・アカデミー。
そのグラフィックデザイン科で教鞭を執るのがバート・デ・ベーツさんです。
「じつは着ることも見ることも好きなんだ。別にカッコつけたいわけではないんだけど、
洋服を着ることもグラフィックデザインも僕のなかでは同じ。自己表現という部分でね」。
ベーツさんがグラフィックデザインを手掛けるとき、または洋服を選ぶときに共通して行うことがあります。
それは、自発的にルールを設けることだそう。
世界各地から”卵”が集まり、優秀なデザイナーを多数輩出してきた オランダのヘリット・リートフェルト・アカデミー。 そのグラフィックデザイン科で教鞭を執るのがバート・デ・ベーツさんです。 「じつは着ることも見ることも好きなんだ。別にカッコつけたいわけではないんだけど、 洋服を着ることもグラフィックデザインも僕のなかでは同じ。自己表現という部分でね」。 ベーツさんがグラフィックデザインを手掛けるとき、または洋服を選ぶときに共通して行うことがあります。 それは、自発的にルールを設けることだそう。
「職場に行ったり、友達と遊ぶときに着る一軍のニットは、ざっと20枚ぐらいある。気持ちい
いし、ケアも楽だけど、ちゃんとして見えるのがニットのいいところかな。ニットを着はじめ
たのは高校生のころ。制服はなかったけどドレスコードはあった。ドレスコード、つまり制限
のなかで装いを楽しんでいる自分がいたんだ。“ルールを作る”。これはグラフィックをデザイ
ンしながら考えることにも共通しているよ。たとえば僕が今着ているポロシャツ。胸元にボタ
ンが3つ。生地はシーアイランドコットン。これもジョン スメドレーが守り続けてきたある種
の“制限”のようなものだよね。じゃあ僕はというと、ニットの下に好きなグラフィックのT
シャツを着てみたり、ちょっと派手な色のTシャツを着て、第1ボタンを開けて首元から見せ
たり.....。そんな楽しみ方をするんだ」
「職場に行ったり、友達と遊ぶときに着る一軍のニットは、ざっと20枚ぐらいある。気持ちいいし、ケアも楽だけど、ちゃんとして見えるのがニットのいいところかな。ニットを着はじめたのは高校生のころ。制服はなかったけどドレスコードはあった。ドレスコード、つまり制限のなかで装いを楽しんでいる自分がいたんだ。“ルールを作る”。これはグラフィックをデザイ ンしながら考えることにも共通しているよ。たとえば僕が今着ているポロシャツ。胸元にボタ ンが3つ。生地はシーアイランドコットン。これもジョン スメドレーが守り続けてきたある種 の“制限”のようなものだよね。じゃあ僕はというと、ニットの下に好きなグラフィックのTシャツを着てみたり、ちょっと派手な色のTシャツを着て、第1ボタンを開けて首元から見せたり.....。そんな楽しみ方をするんだ」
「それにジョンスメドレーといえば、毎シーズンいろんな色を出していると思う。青は青でも、
“コーンフラワーブルー“みたいなマニアックな青。デザインや形や素材はトラディッショナル
だと言えるかもしれないけど、色展開を見るとモダンなんだ。それに、作り手である彼らは、
自分たちのプロダクトに対して自信を持っていることがわかる。そんなところも含めて“ブリテ
ィッシュ”だよね」
Photography by Desiré van den Berg
Edit by Takuhito Kawashima (kontakt)
「それにジョンスメドレーといえば、毎シーズンいろんな色を出していると思う。青は青でも、“コーンフラワーブルー“みたいなマニアックな青。デザインや形や素材はトラディッショナル だと言えるかもしれないけど、色展開を見るとモダンなんだ。それに、作り手である彼らは、自分たちのプロダクトに対して自信を持っていることがわかる。そんなところも含めて“ブリティッシュ”だよね」
Photography by Desiré van den Berg
Edit by Takuhito Kawashima (kontakt)