BRITISH SPIRATION : Wrapped in a versatile peacoat
船の上から、都市生活まで。
November 14th,2024
JOURNAL
WHATʼS YOUR FAVORITE WINTER FABRIC
Interview with Matthew Hamilton, Mechanic
February 1st,2023
ジョン スメドレーの生産工場で働き始めて 5 ヶ月だというメカニックのマシュー・ハミルト
ンさん。お気に入りの秋冬の素材は、2シーズン前にラインナップに加わった、同じく「新
米」のアングロインディアンガーゼ。古い機械を修理して使用可能にする”リストア” が趣
味だという彼にとって、機械に触れることができる工場での仕事はまさに天職だそう。
この日はアングロインディアンガーゼのポロシャツを着用して、自身のライフスタイルとお気
に入りの素材の関係を語ってくれました。
ジョン スメドレーの生産工場で働き始めて 5 ヶ月だというメカニックのマシュー・ハミルトンさん。お気に入りの秋冬の素材は、2シーズン前にラインナップに加わった、同じく「新米」のアングロインディアンガーゼ。古い機械を修理して使用可能にする”リストア” が趣味だという彼にとって、機械に触れることができる工場での仕事はまさに天職だそう。この日はアングロインディアンガーゼのポロシャツを着用して、自身のライフスタイルとお気に入りの素材の関係を語ってくれました。
「ウールと聞くと冬の装いを連想しがちですが、実は透湿性に優れた素材です。つまり、
イギリスの気候においては、夏でも着られるほどオールシーズンで着用できるんです。
さらに繊維が細く長いメリノウールは強度が高くて、洗濯機で洗うこともできます。な
ので、毎日のユニフォームのように、洗練されたワークウエアとして愛用している人も
多くいますね。一方、私の場合は、お出かけをするときについ手が伸びる上等な一丁羅
としても活躍してくれています。つまり日常でも、特別な日でも着ることのできる、丈
夫かつ万能な素材なんです。不思議な生地ですよね。どんな時にも頼りになって、まさ
に人生の相棒と言える存在に近いものです」
「編み機を調整するメカニックとしてジョン スメドレーで働き始めて 5 ヶ月。自宅でも
200 年前の機械のリストアに熱中するほど、とにかく機械好きな私にとって、今の仕事
はまさに天職です。まだまだ新米なので素材に詳しいとは言えませんが、アングロイン
ディアンガーゼを特に気に入っています。2 シーズン前にコレクションに導入されたば
かりの彼もまた、私と同じ “新米” です。アングロインディアンガーゼは、持続可能な
綿花の推進をする BCI が認証するシーアイランドコットンとエクストラファインメリノ
をブレンドしたハイブリッド素材。体温調節に優れているメリノウールに、コットンを
加えることで軽くなり、シャリ感もありつつ、着心地はとてもソフトなんです。2 つの
繊維の長所を 1 つになり、季節をまたいで着用できるありがたい素材です」
「先輩から聞いた話ですが、1800 年代の中頃、ジョン・スメドレー自身が、同じように配
合したニットを編んでいたことがアーカイブに残っていたようです。もちろん販売されて
いるアイテムは、現代でも着れるようにアップデートを施しているのですが、名前は当時
のものを拝借したようです。私の場合は、友人宅でのガーデンパーティーなど、特別なイ
ベントに出かけるとき着ることが多いですね。自分が作ったニットですし、ちょっといい
気分になれますから」
Photography by Sophie Green
Edit by kontakt
「ウールと聞くと冬の装いを連想しがちですが、実は透湿性に優れた素材です。つまり、イギリスの気候においては、夏でも着られるほどオールシーズンで着用できるんです。さらに繊維が細く長いメリノウールは強度が高くて、洗濯機で洗うこともできます。なので、毎日のユニフォームのように、洗練されたワークウエアとして愛用している人も多くいますね。一方、私の場合は、お出かけをするときについ手が伸びる上等な一丁羅としても活躍してくれています。つまり日常でも、特別な日でも着ることのできる、丈夫かつ万能な素材なんです。不思議な生地ですよね。どんな時にも頼りになって、まさに人生の相棒と言える存在に近いものです」
「編み機を調整するメカニックとしてジョン スメドレーで働き始めて 5 ヶ月。自宅でも 200 年前の機械のリストアに熱中するほど、とにかく機械好きな私にとって、今の仕事はまさに天職です。まだまだ新米なので素材に詳しいとは言えませんが、アングロインディアンガーゼを特に気に入っています。2 シーズン前にコレクションに導入されたばかりの彼もまた、私と同じ “新米” です。アングロインディアンガーゼは、持続可能な綿花の推進をする BCI が認証するシーアイランドコットンとエクストラファインメリノをブレンドしたハイブリッド素材。体温調節に優れているメリノウールに、コットンを加えることで軽くなり、シャリ感もありつつ、着心地はとてもソフトなんです。2 つの繊維の長所を 1 つになり、季節をまたいで着用できるありがたい素材です」
「先輩から聞いた話ですが、1800 年代の中頃、ジョン・スメドレー自身が、同じように配合したニットを編んでいたことがアーカイブに残っていたようです。もちろん販売されているアイテムは、現代でも着れるようにアップデートを施しているのですが、名前は当時のものを拝借したようです。私の場合は、友人宅でのガーデンパーティーなど、特別なイベントに出かけるとき着ることが多いですね。自分が作ったニットですし、ちょっといい気分になれますから」
Photography by Sophie Green
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