

スタイリスト / エディターとして幅広く活躍されていらっしゃる大草直子さん。
そんな大草さんに〈ジョン スメドレー〉のためにご連載いただいている人気コラム。
第一線でご活躍されている大草さんには、〈ジョン スメドレー〉のことはもちろん、
ファッションのこと、旅やお仕事、プライベートの事まで、このコラムならではの情報を
織り交ぜて頂きながら、トレンドや新しい情報をお届けしております。
第3回目の今回は「コッツウォルドを思わせるベージュのニットを着て」です。
コッツウォルドを思わせる
ベージュのニットを着て
#JSC - 03


イタリアは日焼けしたミラネーゼのような辛口の。イギリスは、コッツウォルドの街の、はちみつ色の壁を思わせる柔らかなベージュ。 その地域にはその地域のベージュがあり、それは全て美しいと思っています。このジョンスメドレーのメリノウールのベージュは、もちろん後者。
女性の肌を甘やかに柔らかく見せてくれるベージュ。ほっと懐かしいような感覚になるベージュは、打ち合わせの時に着ることが、圧倒的に多いんです。「初めまして」の人にも、親しみを持ってもらえるな、なんて。
そう。年齢を重ね、キャリアを重ねると、迫力や強さや自信のようなものが、前に出てきます。そりゃあそうです。仕事だって、プライベートだって、百戦錬磨ですもの(笑)。それを平らかにしてくれるのがベージュのニットだと思っています。
今のところ、それは成功していて(笑)。
様々な打ち合わせが、和やかに楽しく進んでいる気がします。私が、この「ジョンスメのベージュのニット」を着ていたら、「ハッピーにいきましょう」のサインだと思ってください!1972 年生まれ 東京都出身。
大学卒業後、現・ハースト婦人画報社へ入社。
雑誌の編集に携わった後、独立しファッション誌、新聞、カタログを中心にスタイリングをこなすかたわら、イベント出演や執筆業にも精力的に取り組む。
WEBマガジン「mi-mollet」のコンセプトディレクター。
新媒体「AMARC(amarclife.com)」を主宰。
インスタグラム@naokookusaも人気。